校訓

自立貢献(じりつこうけん)

  自ら考え行動できる精神的強さと、他者や社会に対して貢献していこうという気持ちを持ち、行動していくこと


 

教育方針・教育目標

教育方針
社会の様々な変化に適切に対応する柔軟性と,他者を敬愛し,協働して新たな価値を生み出す創造性を身に付けた各分野のスペシャリストを育成するとともに,社会の一員としての自覚を涵養し,地域社会の発展に寄与する人材の育成を目指します。


教育目標
① お互いの人格を尊重し,誠実で思いやりに富む豊かな人間性の育成
② 勤労と責任を重んじ,主体的に行動する態度の育成
③ 地域社会と連携・協働し,社会の一員としての自覚と社会に貢献する態度の育成
④ 多様な他者と協働して物事にあたり,社会の変化や様々な課題に対して柔軟にかつ創造的に対応できる能力の育成
⑤ 社会人として必要となる基礎的・基本的な能力及び健全な心身の育成

校歌・校章

校歌

 


校章

宮城県の「M」 を蔵王連峰、 中心部のサクラ (=町の花)で「一目千本桜」と大河原産業高校の 「大」 をイメージさせました。 円形に配した校名から世界への発信、 その上部の三つの星で高校三年間の学び舎、 全体を組み上げ生徒と教職員との輪、 そして外枠から地域に根ざす様を表してあります。 配色はスクールカラーの緑系としました。

(製作者:居関 孝男 氏)

 

学校長の挨拶

 大河原産業高校のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

 

 本校は、100年以上にわたり地域に有為な人材を輩出してきた柴田農林高校と大河原商業高校の再編統合により、令和5年4月に開校した学校です。

 

 校舎の場所は町役場や国・県の機関がある大河原町の中心部に近く、東北本線大河原駅から徒歩15分程のところにあります。一方で学校農場やグラウンドのある南から東の方向には桜をはじめ四季折々の変化を感じることができる白石川の堤、そして西方には雄大な蔵王連邦を望むことができます。

 

このように恵まれた環境にある本校は、大きく分けると農業科学科(2年生から食農科学科と環境科学科に分かれる)と、県内初の商業系デザイン学科である企画デザイン科、そして総合ビジネス科(2年生から流通ビジネス科、情報ビジネス科、会計ビジネス科に分かれる)の3つの学科で構成されており、それらが1つの校舎内にあるということも特徴のひとつです。

 

本校では高校生として必要な普通教科の学習と並行し、各学科の専門分野を学年進行とともに深く学んでいきます。そしてさらなる学びの特徴として、それぞれが学んだ専門性を連携させて新たな価値を創り出していくこと目指した学科間連携があります。

実際に、農業科学科が生産した野菜や加工品をそのまま売るのではなく、企画デザイン科が作成したラベルやPOPを取り入れ、総合ビジネス科が販売・会計を担当するといった学習活動も始まりました。

また、総合的な探究の時間には、学科の異なる仲間とチームを組み、地域の課題を見つけ、新たな商品やイベント等の企画を考え、地域を元気にしよう、という地域探究プロジェクトにも取り組んでいます。

 

 昨年、1年生だけでスタートした本校ですが、今年4月には2期生が入学し、生徒数は昨年度の2倍の450名程になりました。部活動も加入者が増え放課後の活動も活発になってきました。昨年度の1年生はパイオニアとして立派に学校の基盤を作ってくれましたが、2年目の今年、どのように進んでいくのか、ホームページを通して発信していきますので、楽しみにしていただければ幸いです。

 

 私たち教職員一同、生徒一人一人の可能性を広げ、地域の皆様に愛される学校となるよう、教育活動を進めてまいります。今後とも本校の教育活動に対し皆様の温かい御理解と御協力をいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

                       大河原産業高等学校長 伊藤直美